滋賀県

使わなくなった翡翠を高価買取してもらいたいなら業者の査定に出すのがおすすめ!

翡翠を高く売るための方法

翡翠は古くから愛される貴石の1つで、その美しさは古代から現在まで多くの人を魅了しています。日本でも縄文時代の遺跡からアクセサリーや勾玉などとして使われていた翡翠が出土しています。また中国では古来金よりも珍重されるほど、価値の高い宝石として扱われました。

中国ではこうした翡翠はアクセサリーとして利用されるだけでなく、台湾の博物館に所蔵される白菜のように繊細な彫刻を施した置物に加工されたり、器として使用されるなど様々なものが作られ、利用されていました。また昔から不老不死や魔除けのお守りとして有名で、古来の王朝では死者の遺体を覆うのにも使われていました。

一口に翡翠と言っても実は硬玉と軟玉と呼ばれる2種類に分かれており、その価値は大きく異なります。硬玉と比べて軟玉と呼ばれる硬度の低い翡翠は中国以外の国では半貴石として扱われており、高価買取の対象にはなっていません。一方で色や透明感などにより相場は変化しますが、硬玉であれば、高価買取の対象になりますので、一度査定に出してみましょう。

しかし見た目では、目の前にある翡翠が硬玉か軟玉かどうかを判別することは難しいため、専門知識を持ち、翡翠の買取実績が豊富な宝石買取の専門業者に査定を依頼するようにしましょう。高価買取の基準となる石の透明度や色味などを含めて正確に査定をしてくれますし、相場も把握しているので、最も高価買取をしてくれる相手へと売却することができるでしょう。
ただし業者によって、販路や翡翠の見た目に対する判断が異なってくることもあるため、買取価格に差が出る場合があります。せっかく自宅に眠っていた大切な翡翠を買取してもらうのですから、できる限り複数の宝石買取の業者に査定を依頼し、買取価格の比較を行うことがおすすめです。

翡翠買取の相場金額

翡翠の買取相場は、粒の大きさだけではなく色味や透明度などによって相場となる価格が決定します。緑色の色味が濃くきれいで、なおかつ透明感も美しい石であれば、0.5カラットで7,000円程度が相場となっているため、高額での買取が期待できます。
一方同じ翡翠でも白っぽかったり、緑色がきれいに出ていない石だと、よほど粒が大きくない限り価値がつかないこともあるようです。

また石の状態も重要で、色味がきれいでも石にひび・割れがある翡翠であれば、買取相場は大きく下がります。また色むらがある場合も相場よりは価値が落ちる傾向があります。またトリートメントと呼ばれる石の色味を改善する人工的な加工が行われた翡翠は極端に価値が落ちてしまい、買取価格がつかないこともあります。

しかし翡翠の美しさに対する基準は国ごとに異なるようで、日本では濃い色が好まれるのに対して、マレーシアやシンガポールでは淡いカラーの方が好まれることが多いようです。ですので、淡い色の翡翠でも粒が大きいものや透明度が高いといった石の質が良いものであれば、査定金額が高額になる可能性はありそうです。また鑑定書があれば、本物の翡翠であることを証明できますし、翡翠の産地も分かることがあるため、買取金額がアップする可能性が高まります。

高価買取間違いなしの翡翠とは?

緑・紫の翡翠

翡翠というと緑のイメージが強いのですが、元々の翡翠は白色の半透明であり、そこに鉄・クロムなどの他の鉱物が混ざることによって、色が変化する宝石です。そのため白・黒・紫・ピンク・赤・オレンジと様々な色の翡翠が存在します。

元々の翡翠は緑色のみが高価買取の対象として扱われていましたが、最近では優しい色合いを持つラベンダーカラーといわれる紫色の翡翠も人気となっています。
しかし、緑と紫以外の翡翠は宝石としての価値がつくことはほとんどありません。そのため、これら以外のカラーの翡翠が高価買取の対象になる可能性は小さいでしょう。

琅(ろう)かん(インペリアルジェイド)

翡翠の中でも質の良い翡翠は琅かんと呼ばれており、その希少性の高さから高額で取引荒れています。ほとんどがミャンマー産で、普通の翡翠よりも緑色が濃く、透明感が強い翡翠を指します。また透明感だけではなく、独特の質感も持っており、とろみがあると表現されるほど、表面から美しさがにじみ出ています。
こうした色味や透明感・石の状態が優れた美しい翡翠は希少なため、他の翡翠とは別格の扱いとなっています。こうした上質な翡翠であれば、買取査定でも高額が期待できるでしょう。

しっかりと研磨された翡翠

原石でも置物として飾られる翡翠ですが、研磨されることにより、さらに透明感や色味の美しさが出てくる一面のある宝石です。そのため、研磨が丁寧に施された宝石は高価買取が間違いないと言えるでしょう。

色ムラや傷がないもの

他の宝石と同様に翡翠も石の内部に傷がないものが高価買取の対象となります。また翡翠は内部に含まれる不純物の量や種類によって色味が変化するため、一口に緑色といってもその色調は大きく異なります。暗さのある緑や白みがかった緑よりは、色むらのない深い緑の方が高値で買取してもらえる可能性が高いと言えるでしょう。

氷翡翠(アイスジェダイト)

氷翡翠という名の通り、一般の翡翠と比較して透明度が高く、まるで氷のような透明感を持っています。通常の翡翠は光を当てても透けて見えませんが、アイスジェダイトは光が透けるのが特徴です。日本では認知度の低い翡翠ですが、その希少性やガラスのようにも見える不思議な美しさから高価買取されることがあるようです。

繊細な細工が施されたもの

翡翠は古来から美しい鉱物として、宝飾品など様々な品物として使用されました。そのため繊細な装飾が施された置物や宝飾品も数多く存在します。他の宝石と比較すると加工しやすいこともあり、中には凝った装飾が施されたものもあります。こうした繊細な細工の出来映えが良いものであれば、石の価値に加えて高い買取価格を実現できるでしょう。

粒の大きさ

他の宝石でも粒の大きなものが高額で取引されるように、翡翠も大粒のものは希少性が高いため、高値で取引される傾向があります。しかし翡翠は粒の大きさよりも透明度やムラのない色味が重要視される宝石です。そのため、ただ単に粒が大きいだけでは、高価買取されるとは限らない宝石です。

まとめ

翡翠は古代から現在まで、その美しさや不老不死などの信仰によって、多くの人に愛されてきた貴石です。しかし、軟玉のように見た目の似た鉱物も多く、素人が判断するには難しい宝石とも言えます。また色味を美しく見せるために染色などの加工が行われることが多い宝石です。

近年はこうした染色技術も良くなっているため、正確な価値を判定するのは経験と専門の機器が必要となる宝石です。また翡翠はダイヤモンドと比べると割れにくい宝石なのですが、モース硬度が6.5~7.0とダイヤモンドよりも低いため、表面に傷がつきやすい宝石ですし、石そのものが持つ文様や光沢を活かしたカボションカットで加工されることが多い宝石のため、一度ついた傷は目立ちやすく買取価格が下がってしまう原因にもなります。ですので、査定を依頼する場合には取り扱いに慣れた業者を選ぶようにしましょう。

また置物のように翡翠を使用した品物の中には重量のある物もあり、そういったものは持ち運ぶのも大変です。そのため、出張買取や宅配買取など運搬しなくて済む買取方法を選ぶようにしましょう。手間もかかりませんし、何より大事な品物に傷をつけるリスクも減らせるので、おすすめです。